概要

昨年は、全国9都市の参加で、木更津市(千葉県/市民団体)が初参加となりました。

昨年も、コロナ渦にあり、取り組みが縮小したり、中止となったところもありますが、各都市、工夫を凝らし、実践しました。

2021年の参加都市リスト

木更津市 (初!)

主催:カーフリーデーきさらづ実行委員会(市民団体 / 事務局:NPO法人ディープデモクラシー・センター)

参加回数:初回


カーフリーデーきさらづ実行委員会は、事務局団体・特定非営利活動法人ディープデモクラシー・センターの呼びかけにより集まった有志による任意団体です。

当初、野外でのブース出展、車両展示、バス試乗など予定していましたが、コロナの感染状況に応じ、規模を縮小し、屋内において、暮らしの足と地域の環境を考えるミニシンポジウム、NPO・市民活動団体、交通事業者などによるパネル展示に変更しました。しかしながら、最終的には、緊急事態宣言の延長等により、カーフリーデーの開催は中止となりました。 千葉県初カーフリーデーとして、様々な団体、行政との協働に精力的に準備してきたので、今年度の実施が期待されます。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容--
コロナ緊急事態宣言を受け、中止

横浜市 

主催:カーフリーデー横浜実行委員会(市民団体 / 事務局:㈱エクラスト

参加回数:2回


カーフリーデー横浜実行委員会は、2020年に結成された市民団体で、㈱エクラストが事務局となっています。

昨年もカーフリーデーを計画していましたが、新型コロナの影響により、カーフリーデーイベントを見送りました。モビリティウィーク期間中には、京急線横浜駅上りホームにて、EMWPRポスターやEMW紹介パネルを掲示しました。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容
駅でのパネル掲示(9/17-22)
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逗子市

主催:「歩行者と自転車のまちを考える会」(市民団体)

参加回数:11回(市民団体参加9回目)


歩行者と自転車のまちを考える会は、逗子市まちづくり基本計画に掲げられた[交通:歩行者と自転車優先のまち]を実現するために活動している市民団体です。

逗子市歩行者と自転車を優先するまちアクションプランのなかの重点プログラム~JR逗子駅周辺をもっと歩きやすく!もっと走りやすく!もっと出かけやすく!~の実現を目指して2009年から、ヨーロッパモビリティウィーク&カーフリーデーに参加し、啓発イベントを行っています。(一時期、行政主催で実施されましたが、現在、市民主体で実施しています。)

カーフリーデー当日は、昨年も、逗子駅前広場特設ブースにて、「車に依存しない生活」の必要性・有効性をPRしました。

昨年は、一昨年に引き続き、ウィズコロナ時代の交通意向調査、EMWパネル展示を行いました。アンケートでは、約110人の市民のみなさんから回答を得て、交通に対する意識をシェアできる機会となりました。 また、モビリティウィーク期間中には、市内掲示板や公共施設にポスター掲示や、Facebookでも交通アンケートPRを実施しました。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容
9/16-22 ポスター掲示、アンケート実施
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9/23 カーフリーデー
写真提供:歩行者と自転車のまちを考える会

金沢市

主催:金沢市(行政)

参加回数:5回


金沢市では、第二次金沢交通戦略の目指す「公共交通優先のまちづくり」、「ネットワークでつなぐまちづくり」を市民に広く発信するとりくみの一つとして、カーフリーデーを実施しています。
今年のカーフリーデーは、新型コロナ感染拡大防止のため、縮小して実施されました。
当日は、金沢市庁舎前広場で、バスやタクシー車両の展示やキッズバイク試乗会が行われました。会場では、UDタクシーやエレベーター付きバスの展示・乗車体験や、鉄道模型の展示(金沢大学と金沢工業大学の鉄道愛好会の製作)、バスのコロナ対策を知ってもらうための換気の実演などが行われました。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容--
9/11 カーフリーデー

福井市

主催:カーフリーデーふくい実行委員会(市民団体 / 事務局ROBA

参加回数:15回

カーフリーデーふくい実行委員会は、NPO法人ふくい路面電車とまちづくりの会(ROBA)が中心となり、豊かで夢のある未来にむけて、人々が安心して利用できる路面電車やバスなどの公共交通(ホジロバ:歩行者・自転車・路面電車・バス)を活かしたまちづくりを目指し、活動を行っています。

カーフリーデーでは、この数年、福井市のサブターミナルである田原町駅広場等で、カーフリーデーが開催されました。田原町駅は、福鉄・えち鉄電車駅、バス停留所があり、公共交通を間近で見ながら公共交通の大切さをPRするには、格好の場所です。

当日は、「クルマをおいてホジロバ交通(歩行者、自転車、路面電車、バス)でまちに出よう!」をテーマに、例年実施の「ちょい旅(バス・電車のフリーキップを渡しまち歩きをしてもらうイベント)」、バスの乗り方教室、モビリティウィークセンター(バス・電車なんでも相談・案内所)、カーフリーデー・ステージ、そして、「あおぞらえほんとしょかんinカーフリーデー」等、盛り沢山のイベント・企画が行われました。感染対策を講じながら、たくさんの親子連れに、公共交通優先のまちづくりについて楽しく考えるきっかけを提供できました。

また、近年同様、9/16~22を「モビリティウィークふくい」として県庁ホールにてEMWをはじめ各種パネル展示を、また8/30~9/30には「モビリティマンスふくい」として市立図書館での「公共交通図書 特集コーナー」が設置され、1か月にわたって、長期的な啓発活動が行われました。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容
9/15-23 パネル掲示
8/31-9/28 モビリティマンス
「公共交通図書特集コーナー」開催
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9/22 カーフリーデー
写真提供:カーフリーデーふくい実行委員会

豊橋市

主催:豊橋市・豊橋市地域公共交通活性化推進協議会(行政)

参加回数:9回


豊橋市では、公共交通を普段から利用することの社会的意義を多方面から確認することを目的とし、豊橋市と豊橋市地域公共交通活性化推進協議会で実施しています。

昨年は、カーフリーデーが、緊急事態宣言期間中にあたってしまったため、開催が中止となりました。本来であれば、当日は、市の交通施策などのパネル展示、バスの乗り方教室、ウォーキングや自転車を使ったフォトラリーなどが計画されていました。

一方で、モビリティウィーク期間中には、①東三河バス整理券ラリー&歴史謎解きゲームの実施、②クールチョイス(スマートムーブ)の普及、③公共交通利用促進動画の制作、放映、④県境(愛知県と静岡県)の事業所に対してモビリティマネジメントの実施、⑤公共施設(こども未来館にこにこ)でのカーフリーデーパネル展示、⑥市立図書館での公共交通フェアなど、充実した活動が行われました。 特に、昨年は、市電、バスの利用促進を啓発する15秒CM2本と、公共交通の新しい生活様式を啓発する30秒CM1本を制作して、公共交通の利用を積極的に呼びかけました。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容
9/8-22 図書館公共交通フェア
9/16-22 上記①~⑥
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9/19 カーフリーデー(中止)
写真提供:豊橋市

大阪市

主催:自転車文化タウンづくりの会(市民団体)

参加回数:10回

自転車文化タウンづくりの会は“歩行者も自転車も安心して通行できる環境づくり”を求め、団体の趣旨に賛同するたくさんの方々を集めて、自転車で走行アピールを行っています。

「大阪モビリティウィーク&カーフリーデー2021(御堂筋サイクルピクニック第16回)」では、新型コロナウイルスの影響でイベントの規模は縮小しました。

例年、300人近い参加者で自転車アピール走行が行われますが、新型コロナ感染拡大防止のため、今年は、オンラインでの開催としました。

「2021年はオンラインでみんなの「サイクルピクニック」をシェアしよう!」と題して、写真や動画をSNSにアップしたり、オンライン講演会「コロナ後に向けた御堂筋の挑戦! ~これからの大阪のまちで自転車はどこ走る?~」を開催し、大阪の自転車走行環境について、みなさんとシェアしました。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容--
9/20 オンラインカーフリーデー

奈良市

主催:モビリティウィーク&カーフリーデーなら実行委員会(行政 / 事務局:奈良市)

参加回数:4回

モビリティウィーク&カーフリーデーなら実行委員会は、奈良市(環境政策課)を事務局とした官民の諸団体で構成されています。

持続可能な社会への転換を目指す総合的な政策展開や、市の将来的な目標である、世界遺産エリアへのマイカー流入規制の実現にむけた啓発活動としてモビリティウィークが導入され、「奈良は車で来ない方が楽しい」、「車に乗らない方が暮らしやすい」を市民に体感してもらうために、カーフリーデーを実施しています。

昨年も新型コロナの影響を受けましたが、啓発スタイルを工夫しながら多様な取り組みを展開しました。

EMW期間中は、「モビリティウィーク&カーフリーデーなら〜今日は、クルマをおいて出かける日〜」と題して、JR奈良駅での啓発活動や、サイクリングや歩いて楽しむイベントが開催されました。また、市役所、駅ロビー等にて、EMW&CFDパネル展示を行ったり、FMラジオにて、モビリティウィークのPRトークが日替わりで行われました。 9/22のカーフリーデーでは、オンライン講演会を行い、奈良市長を含むパネラーと参加者が一緒に、ならの移動の在り方について意見を交わし、奈良の今後の一歩につなげる機会となりました。



1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容
9/16-24  EM&CFDパネル展展示、
ラジオでのPR
9/20 JR奈良駅での啓発活動等
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オンライン講演会
写真提供:モビリティウィーク&カーフリーデーなら実行委員会

福山市

主催:ふくやまサイクルシティ・プロジェクト(市民団体)

参加回数:3回


ふくやまサイクルシティ・プロジェクトは、自転車レンタル事業者や自転車の愛好家などで構成され、環境配慮・健康増進に加えて、より快適に安全に自転車で走行できる環境をめざす組織です。

このプロジェクトでは、各家庭に、自転車を利用することで、楽しく、家族が健康になり、家計や環境に優しいことをアピールし、多くの市民に活動へ参加してもらうこと、また、企業や行政へ、自転車による通勤通学が、快適で安全に継続できる環境を提言し、全体の健康増進、交通渋滞緩和、CO2排出削減を目指します。

昨年も、新型コロナの影響を受け、9/18-22のモビリティウィーク期間中に、EMWパネル展示のみ、行いました。

モビリティウィーク終了後には、関係者とのシティライドも行い、今年度にむけて準備をすすめています。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容
9/18-22 パネル掲示
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