概要

昨年は、全国7都市の参加し、各都市、工夫を凝らし、実践しました。

2023年の参加都市リスト

逗子市

主催:「歩行者と自転車のまちを考える会」(市民団体)

参加回数:13回(市民団体参加11回目)


歩行者と自転車のまちを考える会は、逗子市まちづくり基本計画に掲げられた[交通:歩行者と自転車優先のまち]を実現するために活動している市民団体です。

逗子市歩行者と自転車を優先するまちアクションプランのなかの重点プログラム~JR逗子駅周辺をもっと歩きやすく!もっと走りやすく!もっと出かけやすく!~の実現を目指して2009年から、ヨーロッパモビリティウィーク&カーフリーデーに参加し、啓発イベントを行っています。(一時期、行政主催で実施されましたが、現在、市民主体で実施しています。)

カーフリーデー当日は、雨交じりの天気で、会場のある駅前広場も、人出が少なかったのですが、前年同様の100名近い来場があったそうです。長年の活動ともあって、市民のみなさんにも、認知されているのだと思ます。

また、近年実施の交通意向アンケートも、今年は71名から回答があり、特に、今年は市民の皆さんの日頃の交通問題が浮き彫りになったような印象を受けました。

こうした市民の意見集約は貴重なので、ぜひ、逗子のまちづくりに活かされることを願っています。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容
9/16-23 EMW&CFDの紹介広報 インターネット交通アンケート
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9/23祝 カーフリーデー(交通止め無)
当日の様子/アンケート 
写真提供:歩行者と自転車のまちを考える会

金沢市

主催:金沢市(行政)

参加回数:7回


金沢市では、第三次金沢交通戦略の目指す「歩行者・自転車・公共交通優先のまちづくり」、「交通から暮らしの質やまちの魅力を高めるまちづくり」を市民に広く発信するとりくみの一つとして、カーフリーデーを実施しています。

カーフリーデー当日は、曇天でしたが、たくさんの親子連れが集まり、延べ2,000人が来場しました。

会場である金沢市役所前広場では、金沢の公共交通や交通施策の紹介のほか、エレベーターバスやユニバーサルタクシーの展示、交通関係グッズの販売、キッチンカー、マルシェが大集合。デンマーク式自転車教室やラジコンバス広場、バス運転士体験講座、自動車文庫など、子供が遊びながら学べる機会を提供しました。ヘルメット購入補助券がもらえる自転車プチ講習の開催のほか、次世代を担うスローモビリティも体験してもらいました。また、たくさんの交通事業者のキャラクター着ぐるみも勢ぞろいし、にぎやかとなりました。

今年は、特に、会場の一部に、モビリティ・ハブ空間を創出して、公共交通の結節点のイメージを市民の皆さんへPRしました。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容
EMW&CFDパネル、10/8開催のCFDポスター掲示
9/15-25
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10/8 カーフリーデー(交通止め無)
バス運転士体験講座 写真提供:金沢市

福井市

主催:カーフリーデーふくい実行委員会(市民団体 / 事務局ROBA

参加回数:17回

カーフリーデーふくい実行委員会は、NPO法人ふくい路面電車とまちづくりの会(ROBA)が中心となり、豊かで夢のある未来にむけて、人々が安心して利用できる路面電車やバスなどの公共交通(ホジロバ:歩行者・自転車・路面電車・バス)を活かしたまちづくりを目指し、活動を行っています。

この数年、福井市のサブターミナルである田原町駅広場等で、カーフリーデーが開催しています。田原町駅は、福鉄・えち鉄電車駅、バス停留所があり、公共交通を間近で見ながら公共交通の大切さをPRするには、格好の場所となっています。

当日は、「クルマをおいてホジロバ交通(歩行者、自転車、路面電車、バス)でまちに出よう!」をテーマに、例年実施の「ちょい旅(バス・電車のフリーキップを渡しまち歩きをしてもらうイベント)」、バスの乗り方教室、モビリティセンター(バス・電車なんでも相談・案内所)、カーフリーデー・ステージ、そして、「あおぞらえほんとしょかんinカーフリーデー」等、盛り沢山のイベント・企画が行われました。さらに、今年は、「フクラムライナーでちょい旅」(フクラムライナーを貸し切って無料ツアー)、「路面電車が走る福井の街角MAP」を使ったフォトスコアオリエンテーリング(徒歩・自転車)、福井ぼんえるふ研究会による「新しい道のデザインを考えよう」を、新たに実施。約500人の来場者、たくさんの親子連れに、公共交通優先のまちづくりについて楽しく考えるきっかけを提供できました。

また、近年同様、9/12~22を「モビリティウィークふくい」として、市総合ボランティアセンターや県庁ホールにてEMWをはじめ各種パネル展示を、また9/1~9/30には「モビリティマンスふくい」として市立図書館や田原町ミニ図書館にて「公共交通図書 特集コーナー」が設置され、1か月にわたって、長期的な啓発活動が行われました。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容
9/12-22 モビリティウィークパネル掲示(県庁、市役所ホール)
9/1-9/30 モビリティマンスふくい「公共交通図書特集コーナー」開催
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9/23 カーフリーデー(交通止め無)
実施団体のみなさん 写真提供:カーフリーデーふくい実行委員会

豊橋市

主催:豊橋市・豊橋市地域公共交通活性化推進協議会(行政)

参加回数:11回


豊橋市では、公共交通を普段から利用することの社会的意義を多方面から確認することを目的とし、豊橋市と豊橋市地域公共交通活性化推進協議会が、共催で実施しています。

今年も、まちなか広場・水上ビル北側市道を会場として開催されました。当日は、晴天の下、たくさんの市民のみなさんが訪れました!

市の公共交通施策の紹介から、子ども向けのバス乗車体験や、自転車利用促進のブース、まち歩きに、マウンテンバイク・BMXのフリースタイルショーまで、にぎやかに行われました。

豊橋市では、毎年、カーフリーデー、モビリティウィークともに、充実した取組みを展開していますが、今年も、地域の移動の問題や公共交通の重要性を、体験を通じて楽しみながら、市民の皆さんが考える機会となったと思います。

豊橋市の公共交通がより快適に便利になっていくことを期待しています。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容
9/8-24 公共交通図書館フェア
9/15-24 こども未来館にて本市交通施策などのパネル展示
9/19-22 市職員、県境企業に対し、エコ通勤の積極的な実施の呼びかけ
9/19-22 公共交通利用促進のお知らせの放映
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9/23
(交通止め有)
会場の様子

日野町(滋賀県)

主催:「わたむき自動車プロジェクト」推進協議会(滋賀県日野町)(行政 / 事務局:滋賀県日野町)

参加回数:2回目

「わたむき自動車プロジェクト」推進協議会は、町内の工業団地等における通勤渋滞の発生や、マイカー通勤による CO2 の排出量増加という社会課題に対し、マイカー通勤から公共交通機関等の通勤へのシフトを試みようと、地域公共交通の活性化を目指し、「わたむき自動車プロジェクト」を実施しています。その一環として、昨年、はじめてカーフリーデーにも取り組みました。

昨年は、初参加で、大規模な通勤実証実験に合わせて、カーフリーデーを実施。

今年は、モビリティウィークとして、日野町役場や、日野町内公民館7箇所、日野駅舎内等で、公共交通に関する啓発物等(提供資料と自作資料)をパネル展示し、カーフリーデー及び公共交通の利用促進を行いました。

同時に、日野町として、公共交通に関するアンケートも行い、公共交通の利用促進および環境保全についての啓発を行い、課題を共有してもらう機会となりました。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容
9/16-22
EMW&CFDパネル等テーマに沿った掲示、アンケートの実施(駅や公共施設、公民館)
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日野町役場内展示の様子

大阪市

主催:自転車文化タウンづくりの会(市民団体)

参加回数:12回

自転車文化タウンづくりの会は、“歩行者も自転車も安心して通行できる環境づくり”を求め、団体の趣旨に賛同するたくさんの方々を集めて、自転車で走行アピールを行っています。

モビリティウィーク期間も、例年、300人近い参加者で自転車アピール走行が行われるなど、精力的に活動しています。

2022年からは、従来の「御堂筋サイクルピクニック」から、「大阪サイクルピクニック」へと規模を拡大。初年度は、あいにく、台風の影響で中止となりましたが、今年は、晴天の下、無事開催となりました。

中之島を中心に約6.2km(中之島→御堂筋→本町通→上町筋→高麗橋通→三休橋筋→中之島)、自転車でアピール走行しました。

自転車マーケットや自転車試乗会、自転車やモビリティウィークなどの啓発展示のほか、キッチンカーもあり、たくさんの人が、大阪の移動について、また、自転車や、環境問題について、楽しく考える機会となりました。

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容--
9/18 (交通止め無)
アピール走行の様子

福山市

主催:ふくやまサイクルシティ・プロジェクト(市民団体)

参加回数:5回


ふくやまサイクルシティ・プロジェクトは、自転車レンタル事業者や自転車の愛好家などで構成され、環境配慮・健康増進に加えて、より快適に安全に自転車で走行できる環境をめざす組織です。

このプロジェクトでは、各家庭に、自転車を利用することで、楽しく、家族が健康になり、家計や環境に優しいことをアピールし、多くの市民に活動へ参加してもらうこと、また、企業や行政へ、自転車による通勤通学が、快適で安全に継続できる環境を提言し、全体の健康増進、交通渋滞緩和、CO2排出削減を目指します。

今年度も、アピール走行(サイクリング)は、スタッフさんのみでしたが、パネル展示を行ったり、当日の様子を、団体HPやSNSで発信してPR・啓発しました。

YOUTUBE動画はこちら

1週間の取組み 恒常的施策の展開 カーフリーデーの実施 
実施内容
9/16-22 パネ
ル掲示
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9/16(交通止め無)
MWパネル展示